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●アミノ酸●

  • 数あるアミノ酸の中で「カルニチン」「オルニチン」「アルギニン」はダイエットアミノ酸と呼ばれています。その中でも「カルニチン」の役割が非常に大きいことが分かってきました。
  • 食べても太らない人は、「褐色脂肪細胞」の多い人です。
    体脂肪には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類がありますが、一般的に「脂肪」と呼ぶのは白色脂肪細胞のこと、白色脂肪細胞は運動に必要なエネルギーを供給し、全身に存在しています。
  • 褐色脂肪細胞は細胞内に多くの「ミトコンドリア」が存在し、褐色に見えるためその名が付きました。エネルギーを生み、熱を発散させ、体温を保つ役目をもっています。褐色脂肪細胞は、首筋・肩甲骨周辺・脇の下・心臓や肝臓の周囲にしかなく、大人でもわずか40g程度しかなく、白色脂肪細胞のように、脂肪をたくさん蓄えることができません。
  • 脂肪酸は細胞の中のミトコンドリアで燃焼して、エネルギーにかわります。ミトコンドリアというのは、細胞の中のエネルギー生産工場のようなはたらきをするものです。
    そのミトコンドリアに脂肪酸を運び込むためには、カルニチンというアミノ酸が必要です。カルニチンは肝臓や腎臓でリジンとメチオニンというアミノ酸から合成されるアミノ酸ペプチドです。
  • さらにカルニチンはブドウ糖や遊離脂肪酸を筋肉で使うためにも非常に重要な役割を持っています。褐色脂肪細胞を活性化して脂肪分解酵素である燃焼リパーゼを作るという役割があるのです。この燃焼リパーゼは、血流に乗って全身の白色脂肪細胞(実際に脂肪を溜めている脂肪細胞)に運ばれ、溜まった脂肪で筋肉が直接使うことができる遊離脂肪酸を作り出します。
  • 遊離脂肪酸は筋肉で使われやすい形の脂肪ですので、溜まった脂肪を早くエネルギーにかえ、ダイエット効果を生み出します。
  • 筋肉でもカルニチンがないと、ブドウ糖や遊離脂肪酸はエネルギーになりません。カルニチンのダイエットにおける役割は非常に重要なのです。
  • しかし、困ったことに「カルニチン」は加齢とともに肝臓や腎臓での生産が減ってしまいます。年齢を重ねるほど太りやすくなる原因の1つには、このカルニチンの合成量減少が関係しているのです。
  • アルギニンは、成長ホルモンの合成と、その放出に関わっています。 成長ホルモンの材料となりやすいアルギニンは、夜寝ている間に成長ホルモンが分泌されることによる基礎代謝カロリーの引き上げが期待できます。成長ホルモンが分泌されると各細胞の新生が促されるので、寝ている間に非常に大きなカロリーが消費されるのです。
  • オルニチン は、筋肉組織や筋肉そのものの形成に不可欠で、筋肉増強ホルモンとして働きます。代謝の働きを高め、成長ホルモンの分泌により脂肪を減らし、アルギニンの効力を高め、筋肉を強化し、成長ホルモンの分泌を助けます。
    アルギニンとオルニチンは、一緒に取ることにより脂肪の代謝を促し減量が促進できます。
  • ※カルニチンは羊の脂肪分に多く含まれていますが、現在はバイオで作り出された高純度のものが厚生省の認可を受け、サプリメントとして出てきています。
    (当社でも販売会社様のご要請で製造卸を行っています。)

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